あらすじ・概要

【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版！】日本橋の開橋式が迫る中、時代に取り残された「三つ星」呉服店再建のため、虎三郎と鷹頭は、新しい手を打っていくが――。少しずつではあるが、店での立場を固めていく虎三郎。大番頭にも尊大な態度を見せつつも、着々と事を進める鷹頭。一方、「三つ星」初の女性店員として採用された時子は、なかなか仕事を与えてもらえず、悶々としていた。そんな中、初仕事で店の外に出た時子が出会ったのは…。

カバー　1
目次　8
第六候　虹始見（にじはじめてあらわる）　9
第七候　葭始生（あしはじめてしょうず）　47
第八候　雷乃収声（かみなりすなわちこえをおさむ）　83
第九候　牡丹華①（ぼたんはなさく）　119
第十候　牡丹華②（ぼたんはなさく）　161
奥付　205